診療の回数
 


ERTのような科学的にも証明しにくいエネルギー療法は、鉄則が3つあると思っています。
それは患者さんに対して

①、『絶対に不安を煽らない』
②、『絶対に病名などを診断しない』
③、『絶対に「これで治ります」と言わない』

これらは『医師法』に違反するからダメなのではなく、
『ERTの信念』としてこの3つはタブーだと決めています。

とはいえ、施術の流れの中の会話で『②と③』に対しては、
それに近いことをつい口にしてしまう事があり、反省致しております。
しかし、①だけは細心の注意を払いながら、絶対に口にしないよう今日までやってきました。

もし、患者さんの症状に「霊的波動」や「前世波動」の影響を感じたり、
もしくは「悪性腫瘍の波動」を感じた時は、しっかりコミュニケーションを取り、
決して怖いものではない事を説明させて頂きながら施術しております。

それでもこの12年、私がどうしても患者さんに
「不安を煽るのでは?」と、口に出来なかった事があります。

それは、私から
「どんどんERTの施術を受けてください」
「◯十回はかかりますから、頻繁に予約してください」
と言うような『勧誘的な指導』は不安を煽ったり、依存を招きかねないと、どうしても口に出来ませんでした。

例え「毎日ERTをされた方が効果があがるはず」と思われる重症患者さんに対しても、
「続けたいと思われるなら、検討してまたご予約入れてみてください」としか申し上げてきませんでした。

そこには、私の弱さと、自信の無さも、絡んでいるような気がしています。
しかし、最近(特に6月に入ってから)その考え方が変わってきております。

本当に患者さんのプラスになることなら、自分の信念とERTを信じて、
患者さんに告げさせて頂くようになってきています。

「あなたが自分で症状を改善させるには、エネルギーが乱れすぎています。一朝一夕には症状は変わりませんが、私を信じて頂けるならまずは3ヶ月間、週に1〜2回施術させていただけませんか?」

以前なら言いたくても口に出せなかった文言でしたが、今は心から『きっとこれが正しい』と思えることを言えるようになりました。

そして、それを口にするからには以前にも増して患者さんの心と身体に寄り添えるような先生になりたいとも思っています。

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